「40歳過ぎたら、自分の顔に責任を持て」
こんにちは、ぽわろんです。
ぽわろんが中学生か高校生の頃、国語のテストで出題された誰かのエッセイで、こんな言葉が出てきました。
40歳過ぎたら、自分の顔に責任を持て
この言葉が大人になってもずっと印象に残っていて、人を観察している時によく思い出します。
この言葉の意味
そのエッセイでは、確かこのようなことが書いてあったのです。
人の生まれつきの顔は親の責任だけど、40歳を過ぎた時の顔は自分の責任だと。
その言葉に10代のぽわろんは衝撃を受けたのでした。
今調べてみると、リンカーンの有名な言葉だったのですね。
"Every man over forty is responsible for his face"
顔つき、という言葉があります。
人の顔には、人の感情や考えが滲み出ます。
ですから、それを何十年も積み重ねていたら、その結果、自分の顔つきは自分の感情によって変化しているはずなのです。
ですので、優しい顔は、優しさの表れですし、意地悪な顔は心の意地悪さの表れと言ってもいいでしょう。
顔つきを観察してみる
サービス業の方などはきっとニコニコと笑顔で接客していますよね。
では電車に一人で乗っている時などの素の状態ではどうでしょう。
私は電車で周りの人の観察をするのも好きで、よく見ているのですが。
もちろん、面白い本を読んでいたり、思い出し笑いをしている人は、一人でも笑顔かもしれませんが、大抵の人は真顔です。
真顔でも、誠実そう、真面目そう、優しそう、意思が強そうと、勝手に色々なイメージを持つのが人間です。
どこで見分けているのでしょうか。
まずは、目と口角かなと思います。
見るからに優しそうな人は、真顔でも眉や目尻が笑ったように下がって見えますし、口角はまっすぐよりも上に向いています。
口角などは顔の力を抜けば下を向きそうなものなのに、それでも上向き加減ということは、普段からおっとりと笑っている証拠だと思います。
眉がキリッとしていて、目に力がある人は、意思が強そう、頭が良さそうという印象を受けます。
ぽわろんは仕事柄、年に1,000人以上の留学生を目にするのですが、今では顔を見ただけで大卒かどうかがわかるようになりました。笑
やはり見た目でも伝わる賢さは魅力的です。
そして、残念だなあと思うのは、意地悪な顔つきをしている人です。
これは口角が極端に下に下がっていたり、眉間に皺を寄せていたり、目つきの悪い人です。
もちろん、この顔は生まれつきだ!と反論する方もいると思うのですが、そう、いい大人になったら自分の責任もあると思うのです。
実際、電車の中で意地悪な行為をする人、例えば人を押しのけて席に座ろうとする人、少しぶつかっただけで、喧嘩をふっかける人、そういう人の顔を見ると、やっぱり意地悪そうな顔をしていることが多いと思ってしまいます。
顔つきで損をすることは多い
顔は人の第一印象を決める大事な要素です。
もちろん、その後の信頼関係で印象を変えることはできますが、例えば会社の採用面接など、その時の印象が全ての場合、第一印象が悪いのは命取りにもなりかねませんよね。
リンカーンも、推薦された閣僚候補の顔を見て、先程の名言を残し、採用をしなかったという話です。
営業マンが狡猾そうな顔をしていたら、信用できないから買うのはやめようとなるかもしれませんし、お店の人が見下すような顔つきをしていたらお店のイメージまで悪くなります。
顔つきだけで、感じの良い人より売上が劣ってしまうなんて、大きな損ですよね。
まとめ
表面的に笑顔を作っても、やはり性根は顔に滲み出ると思います。
人は本能的にそのことを察知していて、相手の印象を決めているのだと思います。
もちろん、生まれつきの顔の印象が強過ぎて、実際の性格とのギャップがあるという方もいらっしゃるでしょう。
私は強面な人が、電話で何やら母の日の相談をしているのを聞いて、ほっこりしたことがあります。
きっとそういう方は笑顔になった時の、ギャップが素敵なのでしょう。
さて、ぽわろんはと言いますと、鏡で自分の顔を見ると、ふにゃふにゃ頼りなさそうな顔だなあと思います。
自信のなさやネガティブさが表れちゃっているのですね。笑
40歳はあっという間。自分の顔に責任を取れるように、明るく前向きに過ごしたいものです!