ぽわろんの推理ノート

仕事について、人生について、人間のあれこれを考察します

料理で学ぶプロジェクトマネジメント

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こんにちは、ぽわろんです。

 

ぽわろんは今、留学生の多い学校法人で受付とか事務とか入試広報とか、そういうお仕事してます。

なので、実は私、プロジェクトマネージャ持ってますと言うと、周りは、え?ってなります。笑

 

今となっては完全に持ち腐れですが、前職はSEでして、20代で基本情報技術者応用情報技術者データベーススペシャリストシステムアーキテクト→プロジェクトマネージャという、情報処理系の国家試験に合格しています。

資格だけ見るとえらそうですね。。

でも、はっきり言って、お勉強して試験に合格してもスキルがあるのとは違うんですよね。

お勉強したことって、忘れる一方ですし、もはや素人同然の私には、あっても仕方のない資格になってしまいました。

 

ですが、その中で唯一、プロジェクトマネージャというお仕事は、今でも役に立っていると思います!

だって、システム以外でも、プロジェクトなんてどこにでもありますし、自分一人のお仕事でも、家事に至っても、マネジメントの知識って応用できますからね。

 

今日はプロジェクトマネージャ(以下、プロマネ)って身近なんです、というお話です。

 

 料理で例えてみる

ぽわろんはいつも料理をする時、「どうすれば効率良く、一番短時間で作れるか?」を考えます。

これって、料理をする多くの人が考えるまでもなく、自然とやっていることだと思います。

しかし、これがプロマネのお仕事と似ているんです。

 

例えば、カレーを作る際、以下のような手順があります。

  1. 玉ねぎを切る
  2. 人参を切る
  3. ジャガイモを切る
  4. お肉を切る
  5. 材料を炒める
  6. 材料を煮る
  7. ルーを入れる

 

この1〜7をそれぞれタスクと言いましょう。

これらのタスクには先行後続関係があるものと、ないものがあります。

例えば1〜4(材料を切る)は、どの順番で進めてもOKですが、1〜4(材料を切る)が終わらないと、5(炒める)には進めないし、6(煮る)も7(ルーを入れる)も、全て、前のタスク完了待ちとなります。

 

では、今度はかかる時間の話です。

わかりやすく、それぞれのタスクにかかる時間を設定してみました。

  1. 玉ねぎを切る(5分)
  2. 人参を切る(5分)
  3. ジャガイモを切る(5分)
  4. お肉を切る(5分)
  5. 材料を炒める(5分)
  6. 材料を煮る(15分)
  7. ルーを入れる

 

しめて、40分でカレーの出来上がりです!

 

では、このカレープロジェクト、もっと早く納めることはできるでしょうか?

 

 

そう、できるんです。

 

実は、今のはプロジェクトを1人でやった場合の時間です。

 

では、夫に手伝ってもらったらどうでしょう?

あなたなら、どのタスクを手伝ってもらいますか?

 

答えは、1〜4(材料を切る)のタスクです。

そう、ここだけは並行で進められるタスクなのです。

なので、1人でやれば20分、2人で分担すれば10分程ですみます。

ただし、ここでは包丁、まな板が2つずつあるのが前提です。

 

しかし、炒める、煮る、は夫が手伝うよ!と言ってくれても、いや私も今は手が空いてるし…ってなりますよね。

なので、夫のお手伝いはここまでで、解放できます。

 

さて、これでカレープロジェクトは30分で終わりになりました。

 

プロマネのお仕事は、このような感じです。

  • タスクを分解して、先行後続で並べる
  • 納期に応じて、必要であれば適材適所で人をアサインし、かかる時間を調整する
  • 必要な設備を手配する(包丁やまな板、ガスコンロなど)
  • 予算を見積もり、管理する(この場合、カレーの材料や人件費、設備費)

 

実際の仕事はもうちょっと幅広い

補足として。

プロマネのお仕事はこれだけではありません。

このプロジェクトの目的、目標は何なのか、どこまでが範囲(スコープ)でどこからは範囲に含まないか、これを意思決定者と合意します。また起こりうるリスクに対して危機管理をするのもプロマネのお仕事です。

 

そして、大抵が1人のプロジェクトではなく、関係者がたくさんいるのがプロジェクトですから、コミュニケーション能力が非常に重要となります。

先程のカレープロジェクトでは、夫を使いっ走りにしましたが、例えば、要員のモチベーションを保つのもプロマネの仕事です。

たまには炒めるのも煮るのも味付けも、やらせてあげましょう、とかね。

 

また、いざ作ってみたら、求められていたカレーと違う!とならないようにするのも、とても大事なことです。

カレーは作ると言ったけど、ご飯は炊くとは言ってません!ご飯は追加料金です、なんて言ったら怒られちゃいますよね。

それに一口にカレーといっても、ビーフ、パーク、チキン、甘口、辛口、タイカレー、インドカレー色々ありますから、意識を合わせておく必要があるのです。

 

実際の料理はもっと複雑

カレーだけで考えるとすごくシンプルなのですが、例えば、サラダとスープも作りましょう、お肉は冷凍してあるのを解凍して使いましょうってなるのが、よくある料理です。

そんな時はもっと、プロマネの出番です!

 

うちの夫が料理するのを見ていると、ああ、順番がもったいない!ってなることが多いです。

例えば、サラダを一番最初に作っちゃうとか。

野菜を全部切った後にお肉の解凍を始めるとか。

 

先程のカレーのタスクを見てみましょう。

  1. 玉ねぎを切る(5分)
  2. 人参を切る(5分)
  3. ジャガイモを切る(5分)
  4. お肉を切る(5分)
  5. 材料を炒める(5分)
  6. 材料を煮る(15分)
  7. ルーを入れる

 

これに、サラダを作る(10分)とお肉を解凍する(5分)を追加するとしたらどこでしょう?

 

夫の場合

  1. サラダを作る(10分)
  2. 玉ねぎを切る(5分)
  3. 人参を切る(5分)
  4. ジャガイモを切る(5分)
  5. お肉を解凍する(5分)
  6. お肉を切る(5分)
  7. 材料を炒める(5分)
  8. 材料を煮る(15分)
  9. ルーを入れる

しめて、55分です。

 

しかし、ポイントは、先行後続関係の無いタスクで担当者が違うタスクは並行でできる(設備があれば)ということ。

 

なので、もっと短期間でするには、こうなります。

  1. 玉ねぎを切る(5分)→この間にお肉を解凍する
  2. 人参を切る(5分)
  3. ジャガイモを切る(5分)
  4. お肉を切る(5分)
  5. 材料を炒める(5分)
  6. 材料を煮る(15分)→この間にサラダを作る
  7. ルーを入れる

しめて、40分です!15分の短縮となりました。

 

お肉を解凍するのも、材料を煮るのも、レンジやコンロが受け持ってくれる作業です。

なので、その間に他の作業をするのが、効率良いですよね。

 

まとめ

普段から家事をするにも、仕事をするにも、プロマネの知識を応用すると、うまくいくことが多いです。

意識していないと、うちの夫の料理のように、ちょっともったいないなってこともあります。

(たぶん夫も、仕事になるとバリバリマネジメントしているのだと思いますが…!)

そして、普段から何をするにも意識すること、これがプロジェクトマネジメントのトレーニングになるのではないかと思います。