ぽわろんの推理ノート

仕事について、人生について、人間のあれこれを考察します

泣いている人を見て痛いほど共感する

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こんにちは、ぽわろんです。

 

今日は、久しぶりに泣いている人を見ました。

 

ことの経緯はこうです。

職場の学校にて、20代の女子学生が先生に叱られ、しまいに泣いてしまいました。

困った先生はぽわろんをそっと呼び出し、「慰めてあげて」と対応を任されたのです。

 

おとなしい女の子。

よしよしと、背中をさすって、これからの対応を冷静に話して聞かせました。

隣にいるお姉さん的な友達が、困ったように頭を撫でてあげています。

大きな瞳からぽろぽろと溢れる涙を見て、ぽわろんは思いました。

(ああ、自分を見ているようだ)と。

 

泣き虫という悩み

自分でも結構な悩みなのですが、実はいまだにすぐに泣いてしまいます。。

 

小さい子どもは、泣くのが仕事くらい、自分の意思表示として泣くのが当たり前です。

しかし、小学生にもなると、学校で泣いてしまう子がいると、一気に気まずい空気になり、泣かせた張本人は非難の対象になってしまいます。

ましてや、大人になったら、泣くということはほとんどないのが当たり前…

だと思っていたのですが。

 

ぽわろんの目からは生理現象とばかりに、容易に涙が出てきます。

人前では、その気まずさはよーくわかっていますから、必死に我慢します。

家族にも、ほぼ見せません。

でも、ひとりでいる時、我慢をしないでいると、我ながらまあよく泣くこと。

ニュースを見ては泣き、自分の失敗を悔いては泣き、本を読んでは泣き、人の悲しみに同調して泣き…。

 

大人になって人前で泣くということは、プラスになることはほぼない、と思っています。

「これだから女は」などと思われても仕方ない空気です。

なので、普段は「飄々としてるね」と言われるくらい、何事にも動じない、いつもへらへらとした態度をとっています。

怒ったりヒステリックになったり、感情的になることはなく、いつも冷静です。

でも、実は…涙袋にたくさんの水分を蓄えているのです。

 

いつもブログには自分の想いや大切にしていることを書き連ねているぽわろんですが、普段人と過ごす時間の99.9%は、食べ物の話をしたり、テレビの話をしたり、天気の話をしたり、人を茶化したり、自分の心の奥底には触れないようにしています。

そういう時は涙とも無縁でいられるからです。

 

でも、いざ自分の核心に触れる意見を言わないといけなかったり、悩みを吐露しないといけない時、それはやってきます。
いつだって出てくるのは言葉の代わりに涙なのです。

そのくらい自分の本心を語ることが苦手なのですね。 

 

学生の気持ちに立って

さて、冒頭の今日の出来事に戻ります。

こんな弱みを持ったぽわろんなので、この学生の気持ちが痛いほどわかりました。

 

ぽわろんでも同じ状況になったら、恥ずかしながら同じように泣いていたと思います。。

それは、先生に気まずい思いをさせるためでも、許してもらいたいがための作戦でもなく、まさに生理現象。

叱られて、びっくりして、反射的なものもあったでしょう。

一言も発さずに、泣き声も上げずにただこぼれる涙を拭くだけの動作をする彼女。

その内心は、「泣くな、泣くな」と焦る気持ち、恥ずかしい気持ち、それに先生に責められたことに対する自分の想いが言葉にならずにあふれてごちゃ混ぜになっているのでしょう。

 

なので、ぽわろんは背中をさすりながら、本当は申し訳ない気持ちでいました。

 

人が泣いている時、周りは必要以上に動揺し、騒ぎ、誰かに優しくフォローするように仕向けるのですが、本当はそれは本人の望んでいることと違うかも知れません。

おそらく本人は泣いているところなど人に見せなくないのです。

できれば、見ないふりをしてほしい。

そして、一刻も早く涙を止めたいのに、不思議なことに優しくされればされるほど、反対にもっと涙が出てくるのです。

 

そうはわかっていても、ぽわろんも自分の涙には慣れていても、人に泣かれると動揺します。

 

人に聞くと、どうやら普段の生活で全く泣くことがない人も多いようです。

特に男の人は泣かないイメージですね。

そういう人からは、「なんで泣くの?」と全く理解が得られないかなあと思います。

そういう人に言いたいです。

「理解できないと思いますが、勝手に涙が出てきてしまうのですよー(泣)」と。

 

同じように実は泣き虫という人はいるでしょうか。

ぜひ泣かない秘訣を教えてほしいです。