ぽわろんの推理ノート

仕事について、人生について、人間のあれこれを考察します

表現することの得手不得手について、「インプットとアウトプットのバランス」の観点で考えてみる。

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こんにちは、ぽわろんです。

 

ぽわろんには、仕事のパートナーがいます。

営業と営業事務の関係でしょうか。

自分ではアシスタントだと思っているのですが、戦略を立てる時も、問題に対応する時も、必ず2人で話し合って方向性を決めていきますので、周りからは「パートナーだね」と言われています。

 

このぽわろんのパートナーTさんは、ずっと営業畑の人で、とっても話が上手です。

ハッとするのは電話をしている時。

言葉が淀みなくスラスラと出てきますし、要点を的確にまとめあげて、さらに相手に良い印象を与えるという事が自然にできるのです。

 

この姿を見ていると、いつも思います。

自分は表現が下手だなぁと。

 

このTさんと比較をしてみると、自分の得手不得手が見えてきました。 

 

自分自身を説明する

ぽわろんは自分の話をするのが苦手です。

まず、聞かれて困る質問は、「趣味は?」「休みの日は何してるの?」ですね。

好きなことは色々ある気がするけれど、的確に答えられません。

結局、「読書ですかね」なんて、無味無臭な回答をすることになります。

 

そうすると、次に聞かれて困るのが、「どんな本読むの?」「面白かった本は?」ですね。

 

本好きのはずなのに、好きな作家や作品の話をするのもうまくできません。

面白い!って思う本を読んでも、「この本が、なんというか、すごく…よかったんです!」しか言えないのは我ながら情け無い…。

なので、人の話を聞いている方がずっと楽しいです。

 

例えば、パートナーのTさんに好きな本の話を聞いてみたらどうでしょう。

それはもう詳細に、気に入ったセリフはそらで言えるくらいの説明をしてくれます。

ここまで違いを見せつけられると、自分は深く読書をしていないのではないかと、自分の読書の質まで疑いかねません。

 

Tさんにも不得手はあった

そんな感じで、いつもパートナーのTさんはすごいなと思ってる訳なのですが、実際に一緒に仕事をしていると、逆にTさんはぽわろんに対して劣等感を持つのだと言われることがあります。

 

例えば、一緒の打ち合わせに参加している時のこと。

ぽわろんはいつも通り、Tさんの説明や会議進行のうまさに舌を巻いているのですが、Tさんには終わった後、こんなことを言われます。

 

「自分は相手の言ってることが理解できなくて、ついていけなくなる時があるんだけど、あなたはいつもすぐに的確な相槌を打てるから羨ましい」と。

 

つまり、Tさんは自分の考えをまとめて話すこと=アウトプットが得意。

一方、ぽわろんは相手の考えを理解して処理すること=インプットが得意。

お互いその逆は苦手、ということですね。

 

そう考えてみると、Tさんと仕事をしている時にこんなこともよくあります。

同じ人からのメールを読んで、Tさんは内容を誤解をしていることが多く、「相手の意図してることはこうだと思いますよ」と言うと、「よくこの文面でわかるね」とびっくりされるのです。

 

この「インプットとアウトプットの得手不得手」という考え方は、自分なりにすごくしっくりときました。

 

インプットとアウトプットのバランスについて

表現が上手とか、情報の処理が上手というのは、今までの経験が大きく関わってくるような気がします。

 

ぽわろんは本をたくさん読んだり、お勉強は好きだけど、実践が足りない頭でっかちタイプだという認識はあります。

例えば、英語。

テストの点はよく取れるけど、いつまでも使えるようにならないのもこれに似ていますね。

 

一方Tさんは、お勉強は嫌いだけど、自分の経験としての知識が豊富で人に説明ができるタイプのようです。

 

なので、今までのインプットの量、アウトプットの量のバランスが偏ることが、こういう得手不得手につながるのかなと考えました。

 

得意があるのはいいこと

苦手があるとは言え、お互いに認め合える得意があるのなら、それはいいことだと思います。

苦手が把握できていれば、それを補うための工夫はできます。

 

ぽわろんは、アウトプットの圧倒的不足を補うためにも、今はブログを続けて書いてみています。

自分の人生で、こんなに文章を書いているのは初めてです。笑

ちなみに、Tさんは文章を書かせてもすごいスピードで仕上げることができます。羨ましい…。

なので、アウトプットを増やすことで、少しは苦手が克服できるといいなと思います。

 

その分、例えば読書の時間が減ってしまったり、インプットの量が減る感は否めません。

しかし、ぽわろんの場合、意識しないとインプットばかりになってしまうということがわかったので、「今はいつもと違うことをやる時期!」と思い定めています。

少しでも表現上手になる日を夢見て、今は特訓です。

 

ブログも今は何でもいいから書くということを自分に強いていますが、文章力が僅かにでも向上したあかつきには、インプットとアウトプットのバランスをうまくとって、更新は少なくても良質な文章を書いていけるようになりたいです。

毎日、他の方の良質なブログに触れて、ゆくゆくはこんな風に続けていきたいな〜と空想しています。

 

今日も不慣れな文章にお付き合いくださった方、ありがとうございます!