ぽわろんの推理ノート

仕事について、人生について、人間のあれこれを考察します

『7つの習慣』から得た教訓

こんにちは、ぽわろんです。

 

ビジネス思想家であるスティーブン・R・コヴィーの『7つの習慣』は有名ですが、ぽわろんは最近自分の成長を意識するようになって、本著から得られる教訓が身に染みるようになりました。

 

自分がブレないでいられるように、指針となることが多いような気がします。

各章のポイントと、自分の所感をまとめます。

 

 

導入:問題の見方を「インサイド・アウト」に変える

 

物の見方を変えて自分が変わらなければ、周囲の物事も変わらない。

他人の言動が間違っている、自分は正しいという自分基準の思い上がりを自覚すること。

原則(誰もが価値を認める、公正、誠実、勇気など)に基づく物の見方の基準(パラダイム)を持ち、行動を変えることで結果を引き寄せることが大事。

 

これは、よくわかります。

難しいことですが、ぽわろんは普段から、相手の立場に立って考えるようにしています。

自分に自信がないからこそ、自分が間違っていないか常に疑えるのかもしれませんが…

 

第1の習慣:主体的である

人間として自分の人生に対する責任をとる。

自分の性格や行動を決めているのは他人や環境ではなく、自分自身だと自覚する。

 

ぽわろんは責任転嫁、大いにしているかもしれません。。

特に親や育った環境が、こんな性格を育んだという意識が強いです。

それも自分が選択してきた結果である、と思わなければいけないのですね。

 

第2の習慣:終わりを思い描くことから始める

明確な目標をまず考えて自分を導く。

自分が大切にしているもの、生活の中心をはっきり意識することで、日々の言動にブレがなくなり、人間としての安定感が増す。

 

ぽわろんは最近、これを常に考えている気がします。

というのも、これまで明確な目標がない人生だったので、自分がブレブレで、生きる意味が見出せない状態なんじゃないかと。

 

ブログで色んなことを書き連ねるうち、自分がどんな人間なのか、何を大事に思っているのかが、うっすらぼんやりと見えてきたような気がするのです。

そして、大事なものが明確になったら、自分の生き方に自信が持てるのではないかという感覚もわかるような気がします。

 

第3の習慣:最優先事項を優先する

人生を充実させるには緊急なことに振り回されるのではなく、「緊急ではないが重要なこと」により集中することが必要。

自分の役割を定義して、目標を立てれば「緊急ではないが重要なこと」が見えてくる。

 

これも、うっすらと意識できるようになってきたような気がします。

新年の目標をいっぱい立てられたのも、その傾向かな?

第2の習慣で言っていた、自分の大切にしているもの、につながる気がします。

 

第4の習慣:Win-Winを考える

「自分も勝ち、相手も勝つ」人間関係がベスト。それを成立させるために必要な素質は自分のWinを求めて相手に対し誠実に気持ちを伝える「勇気」と、相手にWinを与える「思いやり」。

Win-Winの達成には、結果を求めるだけでなく、それを支える5つの柱(人格、関係、合意、システム、プロセス)がなくてはうまくいかない。

 

Win-Winの反対ってなんでしょう?

ぽわろんは、Win-Lose(自分が勝ち、相手が負ける関係)だと思っていました。

しかし、Lose-Win(競争や衝突を避けた結果、相手は満足し、自分は言いなりになる)という考えもあり、そういう人は得てしてそれがWin-Winだと思い込んでいるそう。

これは、まさにぽわろん自身のことだとドキッとしました。

相手のことばかりで、自分の不利益に目をつぶっては幸せになれないそう。

相手が喜ぶことによって、自分が幸せを感じるならどうだろう?これは、Win-Winな気がするし、ぽわろんはこうでありたいと思っている。

その違いを勘違いしないようにしたいものです。

 

第5の習慣:まず理解に徹し、そして理解される

Win-Winの関係を築くには、相手の目線で話を聞き、心の底から相手を理解しようとする「共感による傾聴」が必要。

人の話を自分の経験で解釈したり、評価しようとする聞き方から、心の底から理解しようという聞き方にシフトする必要がある。

 

話し下手なぽわろんは、よく聞き上手だと言われます。

それは、まさにこのポイントをいつも意識しているからだと思います。

人の話を聞く時、「うん、わかるよ。私も同じような経験があってね…」と共感しているように見えて、ついつい自分の話にシフトしてしまっている人が多い気がします。

ぽわろんもつい言ってしまう「私も…」という言葉。これには注意するようにしています。

それよりも、「そうなんだ」「それは大変」「それはつらかったね」と心からの理解を示せるように心がけています。

 

第6の習慣:シナジーを創り出す

シナジーとは1+1で2より大きな成果を得ること。

シナジーは「人生においてもっとも崇高な活動」である。

シナジーの本質は「違いを尊重すること」にある。

人は考え方が違って当たり前。それぞれの相違点について深く理解し合い、信頼と協力の度合いを高めて忍耐強くシナジーを創り出すこと。

 

ぽわろんは、今の仕事が楽しいし、好きです。

なぜ楽しく働けるかというと、二人三脚で戦略を進めるパートナーが、まさにシナジーを創り出せる人だからだと思うのです。

お互いに長所と短所を理解し合って、頼り合うことで新しい案が生まれる瞬間があります。

相乗効果で、お互いに自分の力以上を出せる時、充実した気持ちになるのです。

 

しかし、このようにうまくいく関係は、恵まれているという自覚はあります。

全く尊重する気になれない相手とシナジーを生み出すのは困難です。

そこを「どんな相手でも違いを尊重して、根気強く接しなさい」というのが永遠の課題だと思います…。

 

第7の習慣:刃を研ぐ

体調(肉体)、観点(精神)、自律性(知性)、つながり(社会・情緒)の4つの側面でバランスよく刃を研ぐ時間を取る。

自分自身が鍛えられ、自分の価値が高まれば、そのぶん人の支えになることができ、また新たな自分の価値に気づく。

自分の活動自身がシナジーになる。

素晴らしい1人の人間になることこそが人生の一番の成功。

日々、自分は中から変わる用意があるかが大切。

 

ぽわろんもそうなのですが、目標をいっぱい立てて、自分を成長させようとあれもこれも取り組んでいると、迷子になってしまう時があります。

見せかけだけ立派になっても、自分の中で辻褄が合わなくなっていったり。

そんな時はこの第7の習慣(自分磨き)だけを見ている状態なのだそうです。

第1〜第6の習慣を前提に、自分が大切にしていることや、人といい関係を作ること、それを意識した上での内側からの自分磨きが、自分が納得できる成長になるのでしょう。

 

「自分の価値に気づき、素晴らしい1人の人間になることが人生の一番の成功。」

これ、すごくストンと胸に落ちました。

 

独立したり有名になったり、何か成し遂げている人が成功しているって思っていました。

でも、自分には到底そんなことはできなくて。

じゃあ、この頑張りに何の意味があるんだ?って思考になった時、「自分の人格を高めることで、人の支えになれる。それが一番の成功。」そう思えたら、最強かもしれません。

 

最後に

また歳を取れば、違った受け取り方ができるのかもしれませんが、今現在のぽわろんは『7つの習慣』をこんな風に読みました。

意識できていること、できていないことが整理でき、自分の指針となる考えにも出会えました。

習慣は一歩一歩が大事。

意識して歩んでいくうち、ブレない自分になれているでしょうか?

 

ぽわろんと同じように迷子になってしまう人にはぜひおススメです!(*^▽^*)

 

 

完訳 7つの習慣 人格主義の回復

完訳 7つの習慣 人格主義の回復

  • 作者: スティーブン・R・コヴィー,フランクリン・コヴィー・ジャパン
  • 出版社/メーカー: キングベアー出版
  • 発売日: 2013/08/30
  • メディア: ハードカバー
  • この商品を含むブログ (9件) を見る
 

 

 

マンガでわかりやすく↓

まんがでわかる 7つの習慣

まんがでわかる 7つの習慣