映画で英語学習♪ロマンチックコメディ映画【マジック イン ムーンライト】
こんにちは、ぽわろんです。
ウディ・アレン原作、監督『マジック・イン・ムーンライト』(2014年)を観ました。
あらすじ
1920年代の南フランスを舞台に、不思議な能力を持つ女性占い師(エマ・ストーン)と、そのトリックを暴こうとするマジシャン(コリン・ファース)の恋の駆け引きを描いたロマンチックコメディー。
感想
ウディ・アレン監督、最近はスキャンダルで世間を賑わせているようですが…それは置いておいて。
コメディを追求したウディ・アレン監督の小粋な作品はなんとも言えぬ味があって大好きです。
映画を観るぞ!という気負い一切なく、ゆるい気分で観られます。
おしゃれでチャーミングでユーモアたっぷりの作品。
コリン・ファースト演じるスタンリーは合理主義で目に見えることしか信じない英国人。
一方、エマ・ストーン演じる霊能力者のソフィは常識とは無縁の、妖精のようなアメリカ人。
そんな対照的で相容れない2人のやりとりが楽しいです。
皮肉な言葉でロジカルにソフィをやり込めようとするスタンリーが、ソフィのふわふわした世界に戸惑う様子が面白い。
そして、キャラクターが際立っているのが、スタンリーの母親的存在のヴァネッサおばさん(アイリーン・アトキンス)。
誰をも小馬鹿にしたようなスタンリーのことを、唯一軽くあしらえる素敵な人格の女性です。
南フランスの地中海や庭園の景色も、のどかで美しく、当時の衣装をまとったエマ・ストーンも魅力的でした!
気になった英語表現
さて、洋画を観る時に気になるのが英語の表現。
とはいえ、ぽわろんの場合、普段は映画で話されている英語はほとんど聞き取れません。
がっかりするほど。。
しかし、この作品、なぜだかちょっと英語が聞き取りやすいです(・・?)
イギリス英語なのでしょうか?
学のない設定のソフィが難しい単語を使わないからでしょうか?
理由はわかりませんが、聞き取りやすいということは英語の勉強にもぴったりですね。
いくつか、使えそうな表現を紹介したいと思います。
基準は、ぽわろんが「これは使ってみたい!」と思ったもの。
そして、ネタバレになる部分の掲載は控えたつもりです(*^▽^*)
それでは、さっそくひとつ目から。
□You’re making fun of me.
ソフィの不思議な力について、ふざけた発言を繰り返すスタンリーに対して言ったセリフ。
「馬鹿にしてるんでしょう。」
「からかってるのね。」
というニュアンスでしょうか。
ぽわろんの場合、オンライン英会話で「中学生かい?」って言われた時、使えそうです。笑
□You can count on my support.
教育機関を設立すると言うソフィの母親に、ソフィを支持するキャトリッジ家の主人が言うセリフ。
「私の支援を当てにしていいのよ」
「力になるわ」
というニュアンスでしょうか。
count on〜「〜を頼りにする、当てにする」ですから、”You can count on me.”なども使えそうですね!
□Rested, I presume?
一度会話した後、解散して、夕方また集合した時のセリフ。
「休息できたようだね?」
Rested?は、Are you rested?→休まった状態?→休めた?のAre you を省略したものと思われます。
I presumeは「推測する」という意味。
初対面で、”Mr. White, I presume?”「ホワイトさんでいらっしゃいますね?」などと使えるようです。
この言い方、かっこいいな〜と思って挙げました♪( ´▽`)
ついつい、”I think〜”ばかり使ってしまうので、スマートにこういう表現ができるようにしたいです。
□I’ve had my share.
昼寝して悪い夢を見たというソフィに、スタンリーが言うセリフ。
「私も同じような経験があるよ」という意味でしょうか。
これも知らないと使えない表現です_φ(・_・
□You look stunned.
ソフィが叔父の死を言い当てたことに、動揺し愕然としているスタンリーに対して。
「呆然としてるように見えるよ」
「呆然としているじゃないか、どうした」みたいなニュアンスでしょうか。
ものすごくびっくりしている人に言ってみたいです。
□You leave this to me.
車が急なトラブルで止まってしまった時。
これに慣れているスタンリーが言ったセリフ。
「僕に任せて」
leaveは色んな意味のある単語ですよね。
こんな風に使いたいものです。
そして、その理由として言ったのが次です。
□I’m actually rather good at dealing with anything mechanical.
ちょっと長いですが…
be good at 〜ing「〜するのが得意」
actually 「実は」→これは、ぽわろんも結構クセのように使ってしまいます。
「今日は何してたの?」→Actually, I’ve stayed home.「実は、ずっと家にいたんです。」
「恋人はいるの?」→Actually, I’m married.「実は、結婚してます。」
rather 「むしろ、そこそこ」→rather、いつも使いたいけど、なかなか正確に使えない単語です。
ratherを使うことで「比較」のニュアンスが出せるという理解なのですが、この文脈だとどうでしょう。
①機械に弱そうに見えるかもだけど、思ったよりも得意だよ②得意か苦手かと言われると、どっちかといえば得意な方だよ、このどちらかでしょうか?
deal with 〜は「〜を扱う」ですね。
というわけで、文全体の意味は「実はそこそこ機械の扱いはうまいんだよ」という感じでしょうか。
□What if I was?
ここは、文脈がネタバレになってしまうので、この前の文は伏せますが…。
What if 〜?も、ぽわろんがかねてから使いこなしたいと思っていた表現です。
「もし〜だったら(どうする)?」ということで、実際は「どうする?」の部分は省略されてるのに、スマートに聞けちゃう憧れの表現なのですね(о´∀`о)
この前のセリフは「〜という訳じゃないでしょう?」という否定形の疑問だったのです。
それに、「もしそうだったらどうなの?」と逆に聞き返しているのですね。
ぽわろんだったら、たったの4語では表現できない…!
最後に
さて、そろそろストーリーの核心?に触れてきまうので、これで紹介は終わりにします。
好きな洋画のセリフを理解したいという気持ちは、英語学習のモチベーションでもあります。
また、「この表現かっこいい!」という憧れの気持ちも、使えるボキャブラリーを増やす第一歩だと思います。
チャンスがあればかっこよく使いこなしたいものです。