『瞬間英作文』が難しい人向け『英語のスピーキングが驚くほど上達する NOBU式トレーニング』
こんにちは、ぽわろんです。
英語のスピーキング力を鍛えようと、オンライン英会話を始めたぽわろん。
しかし、最初は言いたいことが全く口から出てこない!そんな状態でした。
英語を話す訓練を全くしていなかったからですね…。
普段からスピーキング力を鍛えるには、どうすればいいのでしょう?
調べてみると、多くの方がおススメしているのが『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』という本でした。
どんどん話すための瞬間英作文トレーニング (CD BOOK)
- 作者: 森沢洋介
- 出版社/メーカー: ベレ出版
- 発売日: 2006/10/25
- メディア: 単行本
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日本語の文を「即座に」英語に直すトレーニングをすることで、英語の瞬発力を鍛えるというもの。
そう、瞬発力こそぽわろんに足りないものだという気がします!
さっそく、いそいそと本屋へ。
英語学習本のコーナーに山積みしてありました。
さすが、ベストセラー本です(*^▽^*)
ぱらぱらとページをめくってみて……あれ?うーん…出来る気がしません(・_・;
簡単な日本語でも自分で考えて英語にするのって、ぽわろんには難しい…。
これは挫折の匂いがします。
そこで、代わりに手に取ったのが、同じ瞬間英作文のコーナーにあった『英語のスピーキングが驚くほど上達する NOBU式トレーニング』という本でした。
なにやら爽やかな好青年が帯で微笑んでいます(これがNOBU先生のようです)。
英語のスピーキングが驚くほど上達する NOBU式トレーニング【MP3 CD付】
- 作者: 山田暢彦
- 出版社/メーカー: IBCパブリッシング
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- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ぽわろんは小一時間この2冊を比較検討し、結局『NOBU式トレーニング』の方を購入しました。
こちらの方が簡単そうだったので、まずはこちらができるようになってから、『瞬間英作文』に挑戦しようと思ったのです。
『瞬間英作文』はまだ憧れのまま。。
というわけで、瞬発力ゼロのぽわろんが『NOBU式トレーニング』の本を一通りやってみた感想をレポートします!
『NOBU式トレーニング』の特徴
中学1年生の文法〜中学3年生の文法を順に使って、日本語→英語にするというトレーニングは『瞬間英作文』と同じです!
しかし、一番の違いは「INPUTを重視している」点。
『瞬間英作文』は言わばいきなりOUTPUTな訳ですが、『NOBU式トレーニング』ではまずINPUTのページでお手本を理解してから、OUTPUTで応用してみましょうという構造。
なので、自分で文が作れないよー!というストレスがないのです。
例えば、「(行ってみて)そのレストランのサービスは良いと思いました。」という文を英語にするとします。
ええと、I think...??(何でもI thinkを使おうとするぽわろん)となって、途中で心が挫けます。
これが瞬間英作文のつまずきポイントだと思います。
この本では、まずINPUTでこちらの文を学びます。
I found the test difficult.という文は「私はそのテストは難しいと思いました」という意味です。
found(findの過去形)は、実際に何かを体験したり見たりしての感想を述べる時に使うんだ〜と納得。
そして学んだ〈find+対象+その説明〉の構文を応用してOUTPUTに挑戦します。
「そのレストランのサービス」はthe service at the restaurantと考えると、正解は…
I found the service at the restaurant good.
無事に文が出来上がりました(*^▽^*)
『NOBU式トレーニング』を使ってできるようになること
この本の狙いは明確です。
ずばり、「長い英文が話せるようになること」です!
NOBU先生が言うには、日本人は主語・動詞といった2、3語は言えるけど、”プラスα“の部分が言えない人が多いとのこと。まさしく。
例えば”I watched a movie.”は言えるけど、いつ?誰と?どこで?どんな?という情報を付け加えようとすると途端にまごまごしてしまう。
この本では、そんな「プラスαの情報を付け足していく」練習を、前置詞・接続詞・関係代名詞・不定詞・分詞などの文法を使って繰り返すのです。
練習方法
ぽわろんはこの本を何周か練習してみました。
まずは本を一通り読みます。
※p.70, 71を掲載
文法の説明もあって、親切です。
INPUTのページは、へえ〜こんな風に言うんだという発見が多かったです。
その後パソコン用のCDが付いているのでiPhoneに音声を取り込んで、スキマ時間に練習。
INPUTのページは、英文の音声が流れるので、リピーティングとシャドーイングで叩き込みます。
OUTPUTのページは日本語の音声→ポーズ→英文の音声の順で流れますので、ポーズの間に瞬間的に英文を口に出します。
通勤途中や料理中、洗濯物を干しながらなど、ぶつぶつ唱えていました。笑
効果を実感したこと
効果①
まず、リスニングだけでは鍛えられない、冠詞や単数・複数、前置詞の選び方が鍛えられました。
自分で文を作ろうとするとaとtheの違い一つとっても、迷います。
迷った時に正解を確認して練習することで、ここはaでここはtheね!と感覚が段々つかめてきます。
効果②
あとは、理解しているつもりの文法でも、正しく使えていないものに気づきました。
例えば、接続詞whenとifとafterの違い。
「〜したら…する」という文章、ついつい日本語につられてifを使いがちだったのです。
例えば、この本ではこんな文章を練習します。
- 「駅に着いたら、あなたに電話しますね。」
- 「私たちがこの仕事が終えたら、休憩しましょう。」
- 「もし晴れていたら、明日泳ぎに行きましょう。」
違い、わかりますか…??
答えは、
- I’ll call you when I get to the station.
- Let’s take a break after we finish this work.
- Let’s go swimming tomorrow if it’s sunny.
これらの文を練習することで、使い分けができるようになりました!
効果③
そして、覚えた言い回しをそのままオンライン英会話で使えるようになったのも嬉しい瞬間でした。
フィリピンの先生に「日本に行ってみたい」と言われた時。
“I’ll be happy to show you around.”(よろこんで案内しますよ)というこの本で学んだ表現がサラッと言えたのです。
こうやって使える喜びが感じられると、さらに定着する気がします。
効果④
最後に、この本の目的。
長い文章が作れるようになった、かな(・・?)
例えば、こんな文章が言えるようになります。
ぜひ、挑戦してみてください(*^▽^*)
※赤字の部分がプラスαの情報
- 私は重たいバッグを持っている女性に席を譲りました。
- 私はいつ夏休みをとるかまだ決めていません。
- このワインは、カルフォルニアで育てられたぶどうで作られています。
- 私が昨日観た映画のタイトルはBefore Sunriseです。
- フライトは長いので、機内で読む本をいくつか持ってきた方がいいですよ。
- そのカフェは、客がコンセントを使うことを許可しています。
- そのイベントに参加したい人は、金曜日までに参加登録しなければなりません。
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答えはこちらです!
- I offered my seat to a woman carrying a heavy bag.
- I haven’t decided when to take my summer vacation.
- This wine is made from grapes grown in California.
- The title of the movie I watched yesterday is Before Sunrise.
- The flight is long, so you should bring some books to read on the plane.
- The cafe allows customers to use its outlets.
- People who want to join the event must register by Friday.
いかがでしょうか?
いきなり長い英文を作るのは、ぽわろんには無理でした。
しかし、INPUTの見本を真似ることから始めると、このくらい長い文章が作れるようになってきました。
オンライン英会話でも、なるべく長い文章で話そうとチャレンジすると、前よりも文の途中で挫けることが減った気がします!
話しながら組み立てる感覚が身についてきたのかなあと思います。
最後に
『瞬間英作文』が難しいと感じた人にも、簡単に始められそうな本をご紹介しました!
この本がもっとスラスラとできるようになったら、ぽわろんも憧れの『瞬間英作文』にも挑戦してみたいと思います。笑