ぽわろんの推理ノート

仕事について、人生について、人間のあれこれを考察します

初めての英語メールに挑戦

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こんにちは、ぽわろんです。

 

先日、初めて英語でメールを送りました。

 

今まで英語のメールなど、スパムメールやエラーメールでしかお目にかかったことがなかったぽわろん。

突然訪れた機会に四苦八苦しました。

 

話は遡ります。

ある日の仕事中。

職場の学校は昼休みで、学生が一番窓口にやってくる時間帯。

ある、ネパールの学生Sくんがやってきます。

Sくんは結構主張が激しく、自分は絶対に間違っていないという姿勢で、先生も手を焼きがちな学生です。決して悪い青年ではないのですが…。

 

ああ、きっと何か文句があるんだな、とぽわろんは悟りました。

なにやらネパールからの生活費の送金がうまくいかないらしく、学校からの英語のレターを書き直してくれとのこと。

 

ネパールは海外への送金に厳しい国で、日本に送金するにも、公的な請求書を国に提出して許可を受ける必要があるのです。

 

他のネパールの学生は問題を言ってきたことはないので、Sくんのトラブルも半信半疑ではありますが、ぽわろんは聞き役に徹しました。

「どこをどう直せばいいのか、教えてくれる?」

最初は高圧的だったSくんも、「えーと、これは間違ってると思うけど、英語ではなんと言ったらいいかな…?まあ、これでもいいかな?」と途端に自信がなさそうな様子に。

ネパールの人は英語を流暢に話す人が多いです。

しかし、公的な文書となると、やっぱり正確に英文にするのは難しいようですね。

 

ちょうどその時、英語の非常勤講師のアメリカ人H先生が通りかかります。

それを見たSくんは、”Hey, sir! Could you help me with this?”と積極的に助けを求めたのです。

ぽわろんは、H先生は非常勤講師だし、授業以外で頼みごとしちゃダメ!と内心焦ります。

 

が、H先生はとても優しく、一緒に文章を考えてくれたのです(*^▽^*)

そして、さらに優しいことに、”You can send me an e-mail if there’s other problems.”(もし他に問題があればメールくれればいいよ)と帰宅する前にメールアドレスを教えてくれたのです!

 

英語のお礼メールに挑戦

前置きが長くなりましたが、そういう訳でH先生のアドレスを図らずもゲットしてしまったぽわろん。

 

来週までお会いする機会がないので、お礼メールを送ることにしよう!と決心しました。

 

しかし、考えてみれば英語でメールを書いたことがありません(・・?)

 

件名は?宛名は?どうやって始めてどうやって終わればいいの?

何もわかりません。。

 

ネットで調べて自分なりに形にするのに、だいぶ時間をかけてしまいました。

あんなにTOEICでe-mailの問題も解いてきたのに全く身になっていないものですね(^◇^;)

 

こんなメールになりました

Thank You for All Your Help

 

Dear Mr. H

 

Thank you for your help regarding our student’s invoice letter earlier.  I really appreciated it.

You kindly offered further help, but so far, there is no other problem with that.

 

I hope you’ll have a good week end.

 

Thank you again,

ぽわろん

 

✳︎✳︎✳︎

(ぽわろんの言いたかった内容)

件名: ご協力ありがとうございます

 

H様

 

先程は私どもの学生の請求書について、ご協力ありがとうございました。本当に助かりました。

ご親切に引き続き助けてくださるとのことでしたが、今のところ他の問題は発生していません。

 

良い週末をお過ごしください。

 

改めて感謝を込めて、

 

ぽわろん

 

改めて知るメールのルール

文法的に間違っているかも知れませんが、これが精一杯。

でも、H先生からはMy pleasure!のような返信をいただけたので、目的は達成できたようです(*^▽^*)

 

初めての英語メール、知っているようで知らないことが多かったです。

 

例えば…

件名は単語の最初の文字を大文字にする

Than you for all your help

ではなく、

Thank You for All Your Help

とするのだそう(接続詞、冠詞、前置詞は例外)。

新聞の見出しみたいなイメージですね。

 

また、スパムメール扱いされないように具体的な件名にするのも大事だそうです。

今回のは具体的ではないけれど、きちんとお礼メールとして届いたようですね。

 

宛名はDear Mr. 姓とする

H先生は全然親しくないけどDearでいいの?

下の名前は書かなくていいの?

こんな小さな事でも迷いましたが、Dear Mr.姓でOKなようです。

 

結びの言葉は色々

日本語で「敬具」や「かしこ」に当たる結びの言葉。

英語でも Sincerely,(誠意を込めて)や Regards,(真心を込めて) や Love,(愛を込めて) などという結びを見たことがあります。

これってフォーマルすぎる?カジュアルすぎる?そこらへんの自信がありません。

急にLove, って言うのもね…。

 

そこで調べたところ、Thank you again, といういい感じの結びを発見しました。

お礼メールに使えるとのこと。これだ!

 

誰にでも初めてはある

ぽわろんは仕事の求人を見るのが好きです。

どんな仕事かな?自分にできるかな?と想像するのが楽しいのです。

英語を使う仕事だと、よく「英語で簡単なメールができる方」というような条件を見かけます。

 

これくらいだったらできるかな?と気軽に考えていたぽわろん。

しかし、簡単なメールも書くのに一苦労する自分の実力に直面した今回。

「仕事で使える英語」という目標まで、遥かな道のりがあるのだと実感して、ちょっとしょんぼりしてしまいました。

 

でも、ゼロだった経験を1にできた、最初の一歩を踏み出せたということを前向きに捉えて、一歩ずつ成長できればいいかなと思いました(*'▽'*)