ネイティブキャンプで語彙力強化『デイリーニュース』に挑戦
こんにちは、ぽわろんです。
ネイティブキャンプでオンライン英会話を始めて7ヶ月。
随分と会話に慣れてきたし、発音も良くなったのだけれど、ある時期から伸び悩みを感じています。
気軽な会話はできるけれど、決して仕事で使える英語ではないというか…そこに越えられない高い壁を感じるのです。
そして、毎日のようにフリートークをしているうちに気がつきました。
「あれ?毎日同じような単語や表現ばっかり使っているな。」
「簡単な単語ばっかり使ってしまっていて、一生懸命覚えたつもりの単語は使えていないなぁ。」と。
そう、伸び悩みの原因は「使える語彙の少なさ」なのではないか、と思い至りました。
例えば今は主要な100語くらいのボキャブラリーで話をしているようなイメージです。
幼児の会話みたいですね。笑
普段から単語を増やそうとはしているのですが、やっぱり、がっかりするほど覚えられません。。
歳のせいもあるのでしょうか?
特に、これは本当に深刻なんですが、10文字以上の長めの単語になると脳が覚えるのを拒否するが如く、全く頭に入ってこないんです。
そこで、普段のオンライン英会話のレッスンでも、語彙力をアップできるようなものを取り入れたい!と考えました。
独学もいいけれど、人と話しながら教えてもらったことってイメージに残りやすいような気がします。
そこで選んだのが『デイリーニュース』の教材です。
難易度が高めなので、今まで避けて通っていたのですが、敢えて難しめなものに挑戦してみようとチャレンジしてみました!
今回はそんなネイティブキャンプの教材、『デイリーニュース』についてご紹介します。
『デイリーニュース』とは
日本で最近報道されたニュース記事を通じて英会話を学ぶ教材です。
テーマは生活/エンターテイメント、社会/政治、科学/テクノロジー、ビジネス/経済など多岐に渡ります。
すごいのは、月曜〜金曜の毎日1記事ずつ増えていくこと。
現在約400個の記事があるので、選ぶのは大変!ということで、ぽわろんは迷わず最新の記事を選ぶようにしています(*'▽'*)
そして、『デイリーニュース』のいいところは、これ。
そう、語彙力をつけたい!これです。
そして、レッスンはこんな感じで進みます。
結構盛りだくさんですね(^◇^;)
『デイリーニュース』レッスンの流れ
実際に何度か受けてみましたので、レッスンの流れを紹介します。
ぽわろんにとっては、記事を読んでも分からない単語が多いし、一回ですんなり理解できないことが多いです。
なので、予習としてなんとなく目は通しておき、わからないことはレッスン中に質問するようにしています。
Read the article silently
ぽわろんは一度予習で読んできてはいるのですが、もう一度ここで黙読。
講師と無言の数分が続くので、最初は気まずい!と思っていましたが、講師の方も色々調べたりしている風だったので気にせずしっかり読みます。笑
終わったら”I’m done!”でお知らせします。
または、予習で読んでいるならこの数分はもったいない!という考えもありますね。
ある講師は「黙読したい?それとももう読んできているならスキップする?」と聞いてくれます。
これを聞かれ時は”I’ve read it once before the class.”(一度レッスン前に読みました)と言って飛ばしてもらいました。
今のところ、講師のスタイルに合わせています(*'▽'*)
Read out the article
先ほどの黙読をスキップしてもいいかなと思うのは、ここで音読もするからです。笑
ただ、予習してきていないといきなり音読は無理!と思いますので、黙読は必須ですかね。
大体5段落くらいの記事、ぽわろんにとって人前で音読した事のない長さの英文です。
見たこともない単語や人名や地名などの固有名詞のオンパレードで、つっかえつっかえ、冷や汗の時間…。
でも間違ってもいいので、堂々と読みます。
間違ったところは最後に講師が直してくれますので(*^▽^*)
最後に質問ある?と聞かれるのですが、ここでは正直、質問がたくさんあります。笑
最初はどこまで聞いたらいいんだ…と迷っていましたが、最近はコツがつかめてきました。
まず、記事の中で「太字」になっている単語は、後のWords and Phrasesで出題されるので、この場で質問はせずに置いておきます。
なので「太字」以外でわからない単語や表現、文の構造などはここで解説を聞くようにします。
すると、記事の内容が大分わかるようになりますし、講師が説明してくれた単語はイメージに残りやすいので「語彙力が今伸びているぞ!」と思うようにしています。笑
Words and Phrases
記事に出てきた「太字」の単語5つのシノニム(同意語)を4択で選ぶ問題。
シノニムを知っていると、使える単語の幅が広がるのを感じますし、セットで同じイメージで覚えると覚えやすいので、このコーナーは助かります!
辞書で調べれば答えはわかるけれど、なるべくぽわろんは自力で解答するようにしています。
「太字」が知らない単語の場合、文脈からおおまかな意味を推測します。
例えばこの単語tutelageは初めて聞く単語。
しかし、tutor(家庭教師)という言葉に似ています。そして、文の後にProf.→Professor(教授)という言葉も出てきます。
なので、これは「教える」関係の単語だなと当たりをつけます。「教授の指導のもと…」という感じでしょうか。
選択肢を見ると、Aは知らない単語ですが、BはInstructionなので、「指導」これだ!となります。
消去法を使ったり、接頭辞や接尾辞も意味を推測するヒントにしています。
英文を読むときはいつも、知らない単語が出てくるのが当たり前なので、それを推測しながら読む練習、読解力の向上にもなるかなと思っています。
ぽわろんな謎解き好きなので、こんな感じの推理は探偵気分になって楽しいです(*^▽^*)♪
ちなみに、”It’s new to me.”(この単語は初めて聞きました!)って言うと、講師の方も"Me, too.”(私も初めて!)って言うケースが結構あり、面白いです。笑
True or False
こちらは、記事の理解度を測る質問3つにTrueかFalseで答える問題。
結構Falseの問題も微妙な間違いだったりして、悩む事もあります。
二択なので間違えると悲しいし、講師の励ましも虚しく響きますが、自分の理解が足りないことに気づくことができます(^◇^;)
Comprehension
こちらは、記事の理解度を測る質問2つに文章で答える問題。
スマホだと、なかなか記事までスクロールして戻って答えを見つけるのが難しいのですが、「ちょっと待ってー」といいながら答えています。笑
本当は本文を見ないでも、自分の言葉で答えられるのが理想ですね♪
Fill in the blanks
こちらは記事の中にある10個の空欄を、10個の選択肢から選んで埋めていくものです。
単語を補いながら、もう一度全文を音読していく感じです。
ここでもう一度習った単語に触れることで、さらに定着するかな?と思います。
迷っていると講師がヒントをくれるので、そのヒントがまたイメージの定着に役立つような気がします。
この時には、記事全体の意味がほとんどわかるようになっているのを実感できます。
しかし、やはりスマホだと本文と選択肢のスクロールが大変(^◇^;)
Discussion
最後は、記事に関する2つの質問に対して、自分の意見を自由に答えます。
語彙力、読解力を鍛えるだけでなく、スピーキング力を鍛える設問も用意されているなんて、バランスの取れた教材だなぁと思います。
ここまでで一通り終了ですが、ボリュームがあるので、1回のレッスンで終わらない場合も。
その場合は、2回に分けて、その分Discussionや発音を厚めにやったりしています。
実際にレッスンを受けてみた感想
実際に受けてみたぽわろんは、すっかり最近のお気に入り教材になりました♪
良かった点をご紹介します。
ニュース記事特有の表現に触れられる
例えば、この記事。
※No.392を一部抜粋して掲載
ウォルマートが西友を売却しようとしているという記事でした。
新聞記事の見出しなどは、普通の文章とちょっと違うのでとっつきづらいですが、それだけ勉強になります。
例えばこの記事のタイトルは”Walmart eyes selling Seiyu, exiting Japan”です。
なんとなくウォルマートが西友を売るって言うのはわかるけど…。
eyeが動詞で使われる事を知らなかったので、辞書で調べると「〈…を〉じろじろ[注意深く]見る」としか出てきませんが、これだといまいち腑に落ちません。
そこで、講師に質問すると「これから先の未来のことを見て、やろうとしているのよ」と言うので、「planning(計画してる)みたいなこと?」と聞くと、「そうそう!」と答えてくれました。
また、exiting Japanについて聞くと、「exitはgo into(進出する)の逆で、日本から出て行く、もう日本でビジネスをしないで他の国でするってことよ。」とわかりやすく説明してくれました。
つまり、このタイトルは「ウォルマート、西友売却を視野に。日本から撤退」みたいな見出しになるのでしょうか?
こんな感じで、ニュース記事独特の表現に触れて慣れることができるといいなと思います♪
単語、シノニム(同意語)が覚えられるられる
ぽわろんの目的である、語彙力強化にも効果がありそうと感じました!
特に単語帳で覚える単語と違い、文章の中で覚える、自分で意味を推測する、英語で定義を聞く、シノニムと一緒に覚える、発音する、といった一連の動作で定着が図れるのではないかと思います。
知識が増える
後は、実際に日本で報道されたニュースを読む事で、単純に勉強になった!ということもあります。
恐らく講師も知らない内容が多いので、一緒にへえーと言いながら、内容についてトークするのも面白いです。
また、その分野に詳しそうな講師を選ぶと、色々専門的なことを教えてくれたりします。
英語の勉強だけでなく、知識が増えるのは嬉しいことですね。
最後に
語彙力強化を目的に挑戦した『デイリーニュース』ですが、まさに目的にぴったりの教材だとわかりました♪
効果が実感できるまで、頑張って継続したいと思います!