オンラインで日本語チューター始めました!その4【3人目の生徒さん】
こんにちは、ぽわろんです。
最近オンラインで日本語チューターを始めたぽわろん。前回、2人目の生徒さんとの初レッスンのお話をしました。
そうこうしているうちに、また予約が入りました!あわわ
3人目なのでCさんとしましょうね。Bさん同様、日本在住の方と推理(タイムゾーンでなんとなくわかるだけ)。
いつものメッセージを送って情報収集を始めました。ちょっと手順に慣れてきたぞ…!
3人目の生徒さんと初レッスン
Cさんとのお試しレッスン。次はカメラもオンで初めましてです!
日本語はすごく流暢。これはJLPTのN1は当然持ってるタイプだぞ、とすぐに察しました。ハイレベルだ…(^◇^;)
なんと日本語学習歴はまだ2年ですが、もう色々すごい人でした。大学院に行きながら、将来をばっちりと見据えてものすごい努力をしている方です。
日本語のレッスンも就職に備えてプレゼン力の向上と日常の自然なスピードの会話についていけるようにということ。
話せば話すほど、自分では役不足だと感じました(ノ_<)あう
この方の貴重な時間を無駄にしてはいけない、プロの先生に見てもらった方が良い人だぞ…と。
レッスンでは日常会話と記事を読んで要約・ディスカッションを半々でやりましょうかとご提案したものの、つい、こんな事を言ってしまいました。
「他にも良い先生はいると思いますので、もっと探してみてくださいね」と。
なんてひどい言い草だと自分でも後悔しましたが、人生がかかったレッスンなので、最善の選択をしてほしいと、言わずにはおれませんでした。うう…心苦しい
真剣に向き合います
しかし、レッスン後に「次のレッスンで読むのはこの記事がいいです」と、Cさんからリクエストがありました。
あれ、もしかして、次もいらっしゃるつもりかな…?
1週間後、本当にCさんから2回目の予約が入りました!私の心配はどこへやら。すんなりとレギュラーの生徒さんになってくれたのです。あれー?
Cさんから頂いた教材はコンサル関係のケーススタディで、日本人の私でも理解がやっとの内容です。むむ…
しかし、私を選んでくれたからには、真剣にできることをしなければと覚悟を決めました(*'▽'*)やるぞ!
教材を何度も読み込んで、レッスンに備えます。
私にとっても全てが挑戦です。失敗もあるでしょうが、わからなければ調べ、一緒に成長していけたらいいのですよね!
2回目のレッスン
そして迎えた2回目のレッスン。もともと話すのがゆっくり目なぽわろんですが、意識してテンポアップして話します。
それでもCさんはガンガンついてきます。いやはや。
後半でテキストを使って5ページに及ぶロールプレイ。Cさんの読むスピードは私のそれと変わりません。意味も全てわかるとのこと。
いやはや。
そして要約も見事で、私が日本語でやるよりも論理的で明確です。ため息出ちゃう。
問題があるとすれば、小さな発音の指摘と助詞の訂正のみです。
発音は意外なことに「ラ」が言えなかったのです!
「リストラ」が「リストナ」になってしまう。
何度やっても「ラ」が言えません。
「どう違いますか?」と聞かれて、自分で「ラ」と「ナ」を発音してみたら、あれ?ほとんど違わないぞ。説明が難しいことに気づきました。「ナ」は鼻から抜ける音だけど「ラ」は鼻から抜けない音。そう説明してもうまくいかず。うわあーと内心焦りました。
この説明は、次回までの宿題にさせていただきました。いやぁ奥深いですね。
ちなみに、職場にプロの日本語教師がいらっしゃるので助けを求めてみました。
こんな回答をいただきました!
まず、舌の位置の確認。
ナは歯茎に舌があるでしょう。
歯と歯茎の間。
ラは、硬口蓋といって、上顎の硬いところに舌を当てる音。
鼻に抜けないということは、舌を弾く音ということなので、上顎の硬いところから舌を弾いくことを意識する感じだね
例えばラはね、歯茎に舌があっても、発音できるけどね、リルレロは歯茎はきついよ!
ラリルレロを歯茎と、硬口蓋で、何回も発音させてみて!
感覚が掴めると思うよ!
おおお…神(^人^)
なかなか知識がないと、こんな教え方は難しいですね。さすがだよー。
次回試してみます!
続く…
ハイレベルのCさんが生徒さんになり、ひやひやの展開を迎えましたが、この方も実はとても優しく謙虚でとっても良い人です(*^▽^*)
なので、お話できるのは楽しみですし、純粋に応援したくなります。
頭が下がる程の努力家なので、もうね、私も頑張ります!という気持ちにさせられます。ありがたや。
さて、次の展開は音沙汰のなかったBさんです!(無駄にひっぱるBさんの件。笑)
また次回に続きます(*^▽^*)