オンラインで日本語チューター始めました!その5【レギュラー生徒さん登場】
こんにちは、ぽわろんです。
週末限定のオンライン日本語チューターを始めて2週間。
前回、レギュラー生徒さんとなったハイレベルCさんのレッスンをご紹介しました。
そして…お試しレッスンが終わって全く音沙汰のなかった、日本語ペラペラBさんから、急に2回目のレッスン予約がありました!
もうお会いすることはないかなぁという予感があったのですが、帰還なさいました!(◎_◎;)
急な予約に急なSkype
初回はフリートークをして、いい人だったなぁで終わった日本在住のBさん(*'▽'*)
1日前までに予約がくる設定にしていたはずなのに、なぜか数時間後の枠に予約が!(まだシステムの勝手がわからず)
ただ日本語で会話の機会がほしいというBさんは1時間のフリートークです。
1時間お話するっていうのは、案外長いです。
前回、初めましてで結構細かいとこまで質問しました。お仕事に趣味に来日の経緯に日本語学習歴などひと通り。
レギュラー生徒さんになった場合、果たして何を話そう…1時間話題が持つかしら?というのが一番の悩みです。話題、話題…
良い話題がみつからなかったので、ほぼ頭真っ白のまま開始時間が訪れます。。
そして直前になり、「今日はSkypeでもよろしいでしょうか」とチャットがきます。あわわ
チューターの会社に登録する際、どこに登録してもいいようにSkypeの設定をしてあったのを思い出し、開始時間ギリギリにコール。
Skype使ってもちゃんとレッスンとして認定させるのかしら?と、ちらりと疑問が脳裏をかすめるも、ええいやるしかない!
(ちゃんと終了後、レッスンとして認定されました。どういう仕組みだろう…?)
リードされるフリートーク
Skypeでお顔拝見なるか!?と期待するも、変わらずカメラオフのBさん。そうよね〜
最初から話題に困るぽわろんに対し、Bさんは「そういえば、本がお好きなんですか?」なんて聞いてくださる…!しかも好きそうな話題を選んで。さすが、できたお方です。
Bさんは日本語の勉強のため、新聞の社説を読んでタイピングする練習を欠かさずしているそう。たしかに社説は新聞記事よりも主観的な分、日常の文章に近いのかも。
漢字がわかるので、専門書など堅い本は読みやすい一方で小説を読むのは苦手だそう。
やっぱり、苦手なことにもチャレンジした方がいいですよね?とおっしゃるので、小説を読むことをおすすめしました(*^▽^*)
ぽわろんも英語を学習する際、新聞記事を読むのと小説を読むので、出会う語彙が全く異なるのに気がつきました。
ですので、すでにきちんとした日本語を使えているBさんには、少し違った角度から日本語に触れるのも役立つと思ったのです。
小説を一緒に読む
そして、次の週…また話題欠乏症に悩みながらもレッスンを開始すると、開口一番で「小説、読み始めました!」との報告が。ええー、歓喜!
せっかくなので、一緒に読んでみませんか?とご提案してみました。
段落ごとに音読していただき、解釈を一緒にしていきます。
普段日本語の会話はかなり流暢なBさんですが、小説の音読となると自信がなさそうです。
例えば、「頭に手をやる」の「やる」って何?とか、簡単そうな表現にも落とし穴が。
「表面的にはわかるのだけど、深くは理解していないと思う」とおっしゃるので、先に進むスピードよりも、丁寧な理解を重視して、表現の美しさを味わえるように骨を折りました。難しい…!
いかに言葉が情景を隅々まで描写しているか。光景が目に浮かぶだけでなく、静かな中に音も聞こえて来るし、匂いもしてくるのだということ。
また、擬人法などで今まで考えてもみなかった表現をされることで、その存在がいかに自分の中で際立つか、ということ。そんな言葉の魅力を伝えたかったのですが、盛り込みすぎたでしょうか(/ _ ; )
フリートーク1時間よりも、あっという間に時間がすぎましたよ。
小説を楽しんで読んでくれるのが一番ですが、あまりに難しくて苦痛でもつらい。
次は希望も聞きながら内容は調整していきたいなと思います!
続く…
Bさんはせっかくレギュラー生徒さんになってくれたので、お顔は見えませんが、大切にしていきたいと思います!
次は、また新たな生徒さんが…?笑
意外と長い連載になりそう。続きます(*'▽'*)