ぽわろんの推理ノート

仕事について、人生について、人間のあれこれを考察します

卵の賞味期限に関する事実に心が軽くなった

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こんにちは、ぽわろんです。

 

ぽわろんは夫とふたり暮らしなのですが、ふたりだと冷蔵庫の中の食料を賞味期限内に使い切るのが難しいことがよくあります。

 

例えば牛乳。

コーヒーに必ず入れるので常備しているのですが、牛乳そのものは、ふたりとも滅多に飲まない。

なので、気付くと消費期限が近づいていて、あわててクリームシチューに大量投入したりしています。。

 

この期限、結構なプレッシャーになるんです。

 

だったら使い切りサイズの牛乳を買えばいいとも思うのですが、500mlと1Lの牛乳を比べると、いつも数十円しか変わらない値段。

夫は「俺が飲むから1Lで大丈夫」なんて言いますが、飲んでくれた試しはなく、いつも期限前に葛藤することに…。

 

そして卵。

牛乳と同じように、期限が切れたら腐ってお腹壊しそう…でも6個入りパックと10個入りパック、そう値段が変わらないのでどうしても10個入りを買ってしまう。

そうして、2週間後に迫る期限との葛藤をしていました。

 

そんなぽわろんは、去年偶然テレビで卵の特集を見ました。

NHKの「ためしてガッテン」という番組。

普段は見ていないのに、この卵の回だけ、たまたま見ていたのです。

そして、ぽわろんを賞味期限のプレッシャーから解き放つ事実を教えてくれたのです。

 

実は卵って、4ヶ月もちますよ、と。

 

なんと…!

 

卵の本当の賞味期限

卵の賞味期限は採卵日から2〜3週間で表記されています。

 

しかし、実際はひびが入らないように保存されていれば、

冷蔵で4ヶ月

常温で2ヶ月

食べられるそうです。

 

では、なぜ賞味期限が2〜3週間で設定されているかというと、稀にもともと中に菌を持って生まれてくる卵があり、万が一その菌を持った卵が含まれていても生で食べられる期間にしてあるとのこと。

 

この”稀に"というのはどのくらいの確率かというと、30,000個に1つの確率。

これは1日に1個ずつ卵を食べたとして、82年に1回当たるかどうかの確率だそうです。

 

その1/30,000の卵のために、他の卵も、「4ヶ月もちますよ〜」とは表記できないのです。

そして、その1/30,000の卵に当たってしまったとしても、賞味期限が2週間くらい過ぎても70度で1分加熱してあれば菌は死滅するそう。

 

この事実を聞いて、ぽわろんは卵の賞味期限のプレッシャーからは解放されたのでした。

無理なく使っていれば、自分のペースで食べ切ることができると思ったら、相当心がラクになったのです。

使いたい時に使う、無くなったら買う、素晴らしい!

 

卵を寝かせるという発想

なぜ今まで卵は新鮮じゃないとダメと思い込んでいたのでしょう。

記憶を辿ると、学校の授業で習ったような気がします。

新鮮な卵と、古い卵を割って中身を比べてみる。

そうすると、新鮮な方は白身がぷるぷるで、黄身がぽってり浮いています。

一方、古い方は白身がサラサラで黄身が浮きません。

 

この対比を見て誰もが、黄身がぽってり浮いている卵を新鮮で美味しいやつだ!と連想しますよね。

 

ここから、誤った先入観は始まっていたのです。

 

ぽわろんは卵を割るたびに、白身と黄身のぽってり具合を見ては、そろそろ古くなったのかな?お腹壊さないよね…?と考えるようになりました。

しかし、そこにも驚きの事実が。

 

実は、卵は寝かせた方が美味しいという考え方もあるのだそうです!

 

ためしてガッテン」では、新しい卵と古い卵でゆで卵を作って食べ比べていました。

結果、古い方が味も弾力も良いとのこと。

 

また、フランスでお菓子を作るときにもわざわざ1ヶ月くらい寝かした卵を使うのよ、そうじゃないと美味しくならないのというエピソードが紹介されてびっくり!

これって、お菓子業界では常識なのでしょうか。

 

卵の神秘に感謝

真面目な人ほど、家事を完璧にやらなきゃというプレッシャーを感じていたり、うまくできなかった時に自分を責めてしまったりしてしまいがちです。

真面目が服を着ているぽわろんは、使い切れなくて食べ物を捨てるなど心苦しくて、わー、ごめんなさい…という気持ちになります。

 

なのでより一層、この卵のお話は願ってもみない朗報なのでした!

 

卵が腐りづらいのって、殻と白身が黄身を菌から守っているからなのですね。

その卵の神秘に感謝して、今日も大切にいただきます!