ぽわろんの推理ノート

仕事について、人生について、人間のあれこれを考察します

制約のある中で生きるということ

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こんにちは、ぽわろんです。

 

新年の目標を立てたばかりですが、さっそくひとつ、付け加えたい目標ができました。

 

それは、制約のある中で最大限のことをするということです。

 

同僚の話

ぽわろんが職場で共に働いているTさんの話です。

Tさんは40代で働き盛り。

ポジティブ、アグレッシブ、チャレンジング、パワフル…そんな言葉がぴったりの上昇志向の強い熱い人です。笑

自分の仕事として成し遂げたいことがたくさんあり、人脈もたくさん作りたい、全国を飛び回りたい今まさにそんな時です。

 

しかし、Tさんは子ども達の塾の送り迎えや、子どもの習い事の付き添いなどで、仕事もそこそこに帰宅せねばならなかったり、飲み会の席にも参加できないし、休日のイベントなどにも参加できません。

 

Tさんに、もっと時間があればあんなこともできる…とか、もしこのイベントに参加できたらチャンスになる…って思わないですか?と気持ちを聞いてみたことがあります。

そうすると、こんな答えが返ってきました。

 

「タラレバ言っても仕方ない。制約の中でやれることをやるしかない。」と。

 

そう言われて、そうだ、制約のない人なんていないんだ、と気付かされました。

それどころか、自分の時間をとることもままならなかったり、体が思うように動かせない状況の人だっているのです。

 

自分の話

ぽわろんも振り返ってみると、制約のある人生でした。

裕福な家庭ではなかったので、お金の問題がいつもありました。

もし充分なお金があったら、進路も仕事も生き方も違ったかなあ…と仕方ないことをよく考えます。

でも、その制約の中で、自分の選択できることを選択して生きてきたんだなと、今となっては思います。

 

誰にでも制約はある

とはいえ、もっと自分の好きなようにできたらこうするのに、とすぐに人のせい、環境のせいにして考えてしまいがちです。 

 

そんな時は「できないこと」に注目していて思考停止している状態だと思います。

 

それを、「この中で何ができるか」という思考に変えることができれば、少なくとも立ち止まらずに前に進めている状態にできると思います。

 

言い訳をする時間を、一歩でも前に踏み出す時間に変える。

そんな1年にしたいものです。

Tさんの一言は、こんなことを考えさせてくれました。