ぽわろんの推理ノート

仕事について、人生について、人間のあれこれを考察します

人にものを頼む時に大事にしていること

f:id:totto_chotto:20171018200759j:image

 

こんにちは、ぽわろんです。

 

家庭でも仕事でもご近所付き合いでも、人と共同で生きている以上、人にものを頼む時、人からものを頼まれる時ってたくさんありますよね。

 

ぽわろんは毎日たくさんの人に助けてもらって生きています。

元々は人を頼るのが苦手で、全部抱え込むタイプでした。

でも、周りの人に迷惑をかけないようにするには、頼ることも必要だなあとわかってきました。

 

では、人にものを頼む時、どうすれば円滑にことが運ぶのでしょう。

 

例えば仕事を頼む時。

一歩間違えると、同僚に「何で私が?」と不満を持たれたり、上司に「そんなのはダメだ!」と一刀両断されたり、自分のためにもなりません。

(しかし、実際はよく起こってしまうのですが…)

 

今日は、人にものを頼む時、何に気をつけているかを考察してみたいと思います。

 

感謝の気持ちを持つ

まずは、これが大前提です。

やってもらって当たり前じゃなく、「ありがたい」という気持ちを持つこと。

そして、それを伝えるようにしています。

 

例えば「あなたがこれをやってくれなかったら、どうなっていたか」を伝えます。

 

「期限に間に合っていなかった」

「こんな損失があった」

「機会を逃すところだった」

「現場がパニックになっていた」

「いつまでも帰れなかった」

こんな感じです。

 

これを伝えると伝えないとでは、きっとモチベーションが変わってきますよね。

そして、相手も喜んで、そして優先順位を上げてやってくれることが多いです。

 

頼りにする

これは案外難しいことですが、相手を頼りにするのと、責任を一方的に押しつけるのは全く別物です。

 

例えば、ぽわろんの職場でとあるイベントの受付をした時のこと。

今までにない人数の申し込みがあり、従来のやり方だと現場が混乱してしまうとぽわろんは困っていました。

「受付の一覧を作ってみたのですが、どうしたら混乱なくできると思いますか?」

と声をかけたら、次々といいアイディアを出してくれたことがあります。

しかも、自分で出したアイディアだと、最後まで面倒をみようという気持ちになるらしく、

「受付は2人でやりましょう」

「私が整理用のカードをこの紙で作っておくから」

「ここの誘導は私がやるから」

と周りの人が次々と申し出てくれたのです。

 

ぽわろんは「これは自分がやらないといけない仕事だ」と思い込んでいたのですが、周りの人を頼ってみたところ、とてもいい協力が得られました。

これは、責任を押し付けずにあくまで、ちょっと困っていて、いいアイディアはありませんか?と意見を求めてみたのが良かったのだと思います。

 

自分もそうなのですが、頼りにされると俄然やる気が出るってことありますよね。

 

相手にも利益があるようにする

これは発想の転換が必要になることが多いですが、自分が一方的に頼んでいるという構図を、お互いのためにやりませんか?という構図に変えてみる。

 

例えば、ぽわろんのやっている業務を毎日集計して、社長にメールで報告しているのですが、ダブルチェックのため、集計とメール送付を同僚が代わりにやってくれています。

 

この作業、もう5年目くらいなのですが、いまだにこの同僚は「別に私がやらなくても…」という発言をしたりします。

この発言が出た時のとっておきは、「社長はあなたが適任だと言ってますよ。」という言葉(これは実際その通りなのです)。

つまり、毎日ちゃんとやることで、同僚の評価もあがっているのだと伝えています。

 

そうすると同僚は、「そうなんだよね〜、社長も意外と見てるんだよね」と嬉しそうにしてくれます。

 

自分の担当じゃないのに!という不満を持ったままだと、きっと質も落ちてしまうことでしょう。

 

相手を立てる、敬意を払う

これは、やりすぎるとあざとさが目立ってしまうので、あくまで「心からそう思ってる」ことが前提かなと思います。

心からそう思っていないと、逆効果になってしまうかも知れませんね。

 

「さすが○○さん。」

「私には思いつかなかったです。」

「私がやったらこうはいかないです。」

「これは○○さんが一番詳しいですよね。」

「私も見習いたいです。」

 

そんな相手への敬意を伝えることも大事にしています。

心から褒められて、嫌になる人はいませんよね。

 

よく、お菓子とか飲み物とか、物でお礼をしてくれる方もいて、それもとっても嬉しいのですが、人の言葉は時にとても幸せな気持ちにさせてくれるものです。

 

これは逆効果?

番外編として、ぽわろんが人から頼まれる時に、もう!と思ってしまうこと。笑

人にものを頼む時って、申し訳ない気持ち、遠慮が働いて、ついついこんなことを言ってしまいませんか?

 

「全然、急ぎじゃないから」

「どうしてもヒマな時でいいからやってくれる?」

 

いつもこう言ってくる腰の低い同僚がいるのですが、これを言われた時の印象は、

「そんなに重要な仕事じゃないんだ」

「誰がやっても一緒なんだ」

「せっかく時間を割いてやるのに、ヒマだったと思われちゃうのかな?」

というようなこと。

 

ぽわろんは、急ぎじゃない仕事を頼む時も、「ゆっくりでいいのですが…」と言いながら、せめてその仕事の重要性とか、それができないとどう困るとかって話をセットにしてお伝えするようにしています。 

 

まとめ

いつも人に助けられて、お互い様でなんとかやっています。

 

今日も仕事を山積みにしてバタバタ走り回っていたら、こっそり書類を処理してくれた同僚がいました。

「なんて優しい!」

心からそんな言葉が出てしまいました。

同僚はニコニコ笑っていました。

 

頑張る姿に、小さな気遣いに、感謝に、喜ばれて嬉しい気持ち。

そういうのが、いいスパイラルを起こしている環境は、居心地がいいなあと感じて、こんな文章を書いてしまいました。

 

今日もお付き合いいただき、ありがとうございます!