ぽわろんの推理ノート

仕事について、人生について、人間のあれこれを考察します

英検準1級の学習をして良かった事〈英語の表現力アップ〉

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こんにちは、ぽわろんです。

 

新年、しばらくブログをお休みしていました。

ようやく1本目の記事になりますが、今年もよろしくお願いいたします(*^▽^*)

 

本日1月27日の英検準1級に申し込みをしていまして、この1ヶ月、その準備をしていました。

 

前回英検2級を受けたのは高校生の時でしたので、長い長いブランクがありました。

 

高校生の当時はとにかく英語が好きで一番勉強していた時期でしたので、「次はすぐ準1級を受けよう!」と気合十分だったのですが、準1級の参考書を見てとても太刀打ちできないことを悟り、挑戦するのを諦めてしまったのです。

そして、次第に英語自体からも遠ざかってしまったわけですが…何年も経ってようやく再挑戦です(*^▽^*)

 

約1年前に英語の学習を再開し、TOEIC、オンライン英会話、洋書など色々取り組んだ結果、「現役」と思っていた学生時代より力が伸びているのを実感できました。

言語の学習は何歳になってもやり直しが効くんですね!

 

でも相変わらずディスカッションになると言葉が出てこない状態で、語彙も貧困…次は何をしたらこの壁を越えられるんだろうと思った時、英検の事が頭に浮かんだのです。

英検はTOEIC L&Rテストと違い、ライティングとスピーキング(2次面接)のスキルも問われます。

ライティングなど、ここ1年全くやっていなかったので、英検に向けて勉強することで自分の足りないスキルが磨けるのでは、そう思ったのです。

 

そして、今日英検準1級を受けてきました!

やっぱり実力不足は感じましたが…それよりも、色々な面で「英検を受けて良かった!」と実感しています(*^_^*)

 

試験の結果よりも、英検を目標に設定して勉強したことが、自分のためになったと感じています。

 

個人的にどんなところが役に立ったのか、ご紹介したいと思います。

 

英語で自分の意見を表現できるようになってきた

これが、一番の成果だと思います。

英作文をまともに書いたことがなかったので、まずアカデミックライティングの書き方を調べるところから始めました。

 

そして、ニュース記事から気になる話題をピックアップして、それについて自分の意見を書く練習をしました。

 

例えば、このようなお題です。

In your opinion, should more foreign workers be allowed into your country?

(もっと外国人労働者を受け入れるべきだと思いますか?)

 

Do you think that the age of adulthood should be lowered to 18?

成人年齢は18歳に引き下げるべきだと思いますか?)

 

Do you think that teenagers should avoid using Social Networking Services?

ティーンエイジャーはSNSの使用を避けるべきだと思いますか?)

 

Should more employers offer flexible scheduling or working from home?

(もっとフレックスタイムや在宅勤務が認められるべきだと思いますか?)

 

こういう英作文も何度も繰り返すうちに、英語で時事問題について説明をしたり、自分の意見を表現する力が少しずつ身についてきた気がします。

具体的には以下の3つが大きく身についたことです。

 

1. 論理的な意見の組み立てに慣れてきた

何かについて意見を述べる時は、核となる自分の意見を述べてから、具体例を提示するなどして意見をサポートするという展開を意識することができるようになってきました。

今までは、具体例と自分の意見の違いもわからずただ思いつくまましゃべっていたのが、少し改善してきたように思います。

 

2. 無生物主語を使った文に慣れてきた

今まではもっぱらI、He、Peopleなどを主語にして文を組み立てていたのですが、ニュース記事などでよく見られる無生物主語の文章を織り交ぜることで、ぐっと大人っぽい表現が使えるようになってきたように思います。

 

例えばこんな文章ですね。

Working irregular hours can cause health problems such as insomnia.

不規則に働くことは不眠症などの健康問題を引き起こす可能性がある

 

Imposing regulations will help reduce illegal hunting and trade of endangered species.

規制を課すことは滅危惧種の不法な狩猟や取引を減らすのに役立つだろう

 

こういった文章は色々な説明に応用できるので、使えば使うほど説明の幅が広がるのを感じます。

 

3. パラフレーズ(言い換え)に慣れてきた

英作文では、同じ単語や表現を何度も繰り返さない方がいいそうです。

例えばworkerをemployeeやstaffに言い換えたり、childrenをkidsやyouths、studentsと言ってみたり。

これを意識していると、次第に言葉の選択肢が増えて表現力がアップしたように思います。

また、単語を知らない時、ど忘れした時にも、他の言い方でなんとか諦めずに説明する力にも通じる気がします。

 

ニュース記事を読めるようになった

英検準1級の語彙を学習していると、ニュース記事などに出てくる単語が、大分カバーできているのに気づきました。

 

そして、いつの間に英語のニュース記事を読むのが日課になっていました。

英語の勉強と社会の動向のチェックが同時にできて一石二鳥なので、これは嬉しい変化です(*^▽^*)

 

毎日ニュース記事を読んでいると、長文を読むのに抵抗がなくなりますし、何度も色々な文脈の中で出会う単語は定着もしやすいです。

 

✳︎おススメのニュースサイト

レアジョブのデイリーニュース

毎日1記事ずつ配信。英作文で使える表現が満載。podcastで音声も聴け、スピードも比較的ゆっくりなのでシャドーイングに最適です。

 

Japan News

特に日本にまつわる時事問題は英検準1級の英作文のテーマによく使われます。

日本のことを英語でどう説明するか、勉強になります。

 

最後に

オンライン英会話でどうしても苦手だった「ディスカッション」。最近はこれに果敢に挑戦できるようになってきました。

 

私がなぜディスカッションを苦手としていたかというと、

  1. ディスカッションの内容についての知識不足
  2. 自分の意見がない
  3. 自分の意見を表現する方法を知らない
  4. 語彙力の不足

こういった原因があったと思います。

 

英検に向けての勉強を通じて、語彙力、表現力とあわせて、普段から社会のニュースに意識を向けてPros and Cons(良い点悪い点)を考える癖をつけるなどが段々とできるようになってきたのかなと感じます。

 

まだまだ、オンライン英会話ではしどろもどろになってしまうのが現実ですが(^_^;)

それでも自分の足りない力を少しでも伸ばせるいいキッカケになったのは確かです。

なので、もし英語学習に同じような壁を感じている方がいましたら、英検の学習はおススメです!

 

合否に関わらず、二次面接の練習もすごく役に立つと思うので、楽しく準備していきたいです♪