TACのTOEIC対策講座に行ってみる Part8
こんにちは、ぽわろんです。
TACのTOEIC対策講座、8回目に参加してきました。
※参加している講座はこちら↓
今回の内容は、
- リスニングパートはPART3の会話問題
- リーディングパートは比較/前置詞/接続詞
でした!
今日はPART3のリスニング問題をやってみたら、あんまり上達が見られなかった!というショックから、PART3のポイントをもう一度まとめてみたいと思います。
会話問題のポイント
PART3の会話を聴き取る問題のポイントは、とにかく印刷された設問を先読みして、「答えを待ち構えてキャッチする」こと。
一つの会話につき、設問は3問。
それが13セット印刷してあります。
PART3開始時に約40秒のディクテーション(説明)が流れるので、その時間でなるべく設問を先読みしておきます。
ただし、ここで全ての設問に目を通すのは時間的に無理ですし、たくさん読めば読むほどせっかく読んだ内容を端から忘れていってしまいます。
なので、読めるところまで読んだら、最後の数秒は1つ目の3問に戻って、答えを待ち構える準備をした方が良さそうです。
そして、1つ目の3問をマークし終えたら、2つ目の会話が流れる前に、次の3問をもういちど読むくらいのスピード感が必要です。
1つの設問につきが解答の選択肢が4つあるのですが、選択肢が単語だったらサッと視界に入れるくらい。選択肢が文章だったら読むのを諦めます。
ぽわろんのように、慣れない人からしたら目の回る忙しさですね!笑
問題の種類を分析してみる
このスピード感を実現するには、設問を読むリーディング力も必要です。
なので、ある程度、どんな問題が出るかを把握しておき、問題も一語一語全部読まなくてもサッと内容がわかるくらいにしておきたいところです。
では、どんな問題がよく出るのか分析してみます。
①「この人は誰?」系問題
- Who is the woman?
- Who most likely is the man?
- what is the man’s job?
→whoときたら、あとはwomanとかmanという単語を見れば問題の意味がわかります。
これがきたら、選択肢も視界に入れます。
スポーツ選手、ビジネスパーソン、シェフ、タクシーの運転手など、単語が並んでいると思います。
この人の正体に気をつけながら会話を聴くと、どこかで糸口が見つかるかなと思います。
②「どこにいる?」系問題
- Where most likely are the speakers?
- Where does the conversation mostly take place?
→「どこにいると思われますか?」「どこで会話が行われていると思われますか?」といった質問。
Whereだけ読めばいいかもしれませんね。
会話の内容全体をヒントにして答えます。
③「問題は何?」系問題
- What is the problem?
- What problem does the woman mention?
→problemだけ見れば大丈夫ですね。
ちなみに’mention’は「言及する、〜について言う」という意味でよく登場します。
問題が起きている場合は、会話文の中で以下のような前置きがあることが多いです。
- I’m afraid 〜 (残念ながら〜)
- I’m worried 〜 (〜ではないか心配です)
- I’m concerned 〜 (〜ではないか気になります)
- Unfortunately 〜 (残念ながら〜)
- We regret to 〜 (遺憾ながら〜)
この表現が出てきたら、その直後をチェックすればいいですね!
④「何ついて話してる?」系問題
- What is the conversation mainly about?
- What are the speakers mainly discussing?
→これがきたら、会話全体にヒントがあるので、何の会話をしているか判明したら解答できますね。
⑤「次は何をする?」系問題
- What will the speakers most likely do next?
- What will the man probably do next?
- What does the woman say she will do?
→willとかdoとかnextって単語がポイントです。
特に、設問3問中の最後の3問目に多い問題です。
従って、答えも会話の最後の方に出てくることが多いです。
会話が2往復くらいしていたら、そろそろ…と身構えると良さそうです!
⑥「”〇〇”と言った時の意味は?」系問題
- What does the woman mean when she says “Excuse me”?
- What does the woman imply when she says “That is a problem”?
- Why does the woman say, “That’s it“?
→これは必ずと言っていいほど出題される形式です。
“〇〇”の部分が会話に出てきます。その時の発言の意図を問う問題です。
例えば、驚き、反対、賛成、悲しみ、喜び、賛辞、心配などを示しているといった答えが出てきます。
会話の前後がどんな流れだったか、よく注意して聞く必要がありますね。
ちなみに、’imply’は「示唆する、ほのめかす」という意味で、このタイプの問題文に頻出です。
⑦「図を見て」系問題
PART3の会話問題、13題中、最後の2,3題には表やグラフ、地図などの図が登場します。
その図を使って答える問題は、
- Look at the graphic 〜
という風に始まります。
図の詳細まで見ておく時間はないのですが、何について書かれているかくらいは視界に入れておいた方が良さそうです。
まとめ
PART3の設問のうち、よく見る7パターンを分析してみました。
これは、PART4の長文リスニング問題にも応用できるものが多いと思います。
このパターンでは網羅できない設問の方が実際は多いのですが、スピード感が求められるTOEICで、よく見るパターンを抑えておくことが、心構えとして最低限できることかなと思います。
果たして上達は見られるでしょうか…引き続きがんばります!