Kindle for iPhoneが洋書初心者の自分にぴったりだった
こんにちは、ぽわろんです。
最近、Kindle for iPhoneで洋書を読むのにハマっています。
Kindle端末を持っていなくても、無料アプリをダウンロードすればスマホでKindle版電子書籍が読めることに気づいたんですね(*^▽^*)
ぽわろんはずっと紙の本派で、本棚に好きな本を並べてうっとりするのが好きだったので、電子書籍は自分には無縁と思っていました。
しかし、Amazonで洋書を検索していて気づいたのです。
購入すると結構お高い洋書が、Kindle版だと安く手に入ったりすることがあるんだなぁと。
洋書でぽわろんの好きなアガサ・クリスティやミステリー小説を読んでみたい!と思ったものの、英語のレベル的に読み切れるか自信はありません…。
そう思った時に、試しにKindle版で読んでみよう!安ければ挫折した時のショックも少ないしと、挑戦してみる気になりました(*'▽'*)
最初はクリスティから
最初に挑戦したのは、やはり大好きなクリスティの”Endless Night”でした。
日本語で何度も読み込んでいる分、ハードルが低いかなと思ったのと、クリスティの原文が読みたいという強い気持ちが、英語力の不足をカバーできるかなと思ったのです。
Endless Night (Agatha Christie Collection) (English Edition)
- 作者: Agatha Christie
- 出版社/メーカー: HarperCollins
- 発売日: 2010/10/14
- メディア: Kindle版
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ぽわろんが購入したときはKindle版は420円でした。
ハードカバーやペーパーバックを購入するのは、Kindle版を読めてからです!
そして、「これがクリスティの文章かぁ!いいなぁ、じーん…」と夢中で酔いしれているうちに無事読み終えることができました。笑
Kindleで記念すべき洋書第1冊。
難なく読み切れて幸先が良いです♪
感想はこちら↓
Kindleの良いところ
クリスティに挑戦した後、現代小説にも手を出して、今は4冊目の途中です。
今のところ全作品が面白くて、特に本の後半は途中でやめられないほど夢中で読んでしまいます。
元々英米文学が好きなのに英語で読む自信がないために日本語の翻訳ばかり読んでいたぽわろん。
洋書のペーパーバックも何冊か持っていますが、読むのに毎回苦労してなかなか次に手を出せなかったのです。
それなのに急に洋書を楽しめるようになったのは、Kindle版であったことが大きいと思います。
Kindleのどんなところがお気に入りか紹介したいと思います。
1. 辞書がストレスフリー
洋書を読んでいると当然知らない単語がどっさり出てきます。
文脈から意味が推測できる場合もあれば、さっぱりわからない時もあります。
そんな時、紙の本で読んでいる場合は、読んでいる手を止めて辞書を引く必要があります。
そうすると、どうしても読むスピードも落ちるし、なかなか話に入っていけません。
しかし、Kindleだと単語をドラッグ(長押し)するだけで、辞書が自動でポップアップして表示されるので一瞬で調べることができます。
この「ポップアップ」というのがポイントで、辞書を引くのに違うWebページにいちいち誘導されていたら、それ自体がストレスになるに違いありません。
なので、もし紙の本だったら読むのに苦労するであろう難易度の本が、Kindleのお陰で読めている実感があります。
英語のレベルで言うと、比較的易しめな児童書から挑戦する方がぽわろんのような初心者には良いのかもしれません。しかし、「英語学習のために読んでいる」と思うと心から楽しめなさそうな気もします。
それなら、少々難しくても自分の好きなミステリー小説が読みたいと思ったのです(*^▽^*)
2. 重宝するハイライト機能
本を読んでいると、心に残った文章を記録したい、といつも思います。
例えば読書の感想を記録しようとした時、読み終えた後だと、「あれ?あの印象的なシーンは何ページだったっけ?」と見失ってしまうこともしばしば。
個人的には紙の本に下線を引いたりするのは嫌ですし、気になった箇所に付箋をつけて読んでいたこともありますが、最後に本棚にしまう時には全部付箋は取りたいのですよね…。
その点、Kindleでは気になった箇所をドラッグして色を選択するだけで、ハイライトすることが可能です。
この機能を使って、印象に残った文をハイライトするだけでなく、知らない英単語や表現もハイライトしながら読むことができるのが、すごく嬉しいです(*'▽'*)
メモも書けるので、調べた意味をメモしておいたり、感想をメモしておいたりすることもできます。
さらに、「マイノート」(下の写真の赤丸部分)を開けば、自分がハイライトした箇所、メモした箇所が一覧で確認でき、クリックすれば該当ページに一瞬で移動することもできます。
ぽわろんは知らない単語にはイエローのハイライト、心に残った箇所にはオレンジのハイライトという風に色を変えて印をたくさん残して読んでいます。
後で戻りたいページには、ブックマークをしておくこともできます。
紙の本派のぽわろんも、この便利さには、思わず唸ってしまいました(^◇^;)
3. 英語学習者に嬉しいフラッシュカード機能
フラッシュカードとは、語学学習者にはお馴染みの、表に英単語を、裏に日本語を書いてランダムで単語を覚えていくような単語帳のこと。
読んだ本の中で、このフラッシュカードが作れる機能があるのです。
例えば、本の中で知らない単語にイエローのハイライトをしていったとします。
その箇所を全てフラッシュカードに登録することもできます。
フラッシュカードはこんな感じです。
右にスワイプで正解、左にスワイプで不正解として進めることができ、不正解の問題をやり直したり、順番をシャッフルしてやり直すこともできます。
自分が読んだ本のシーンを思い出しながら単語を復習できるのが、いいですね♪
4. 登場人物や固有名詞に引っかかった時に使えるX-ray機能
洋書を読んでいて、軌道に乗ってくると本の世界に入り込んでスラスラ読めるようになるのですが、読み始めは遅々として進まない時があります。
これは、本の舞台設定や登場人物を把握するのに苦労しているからです。
ほんの数十ページを読んだところで登場人物が20人近く出てきた時には、一体誰が誰⁉︎状態になります。。英語の名前はとっつきにくいですしね。
そんな時、KindleのX-rayという機能が役に立つかもしれません。
X-ray機能に対応している書籍は、登場人物や出てくる固有名詞を一覧で見られ、説明を読んだり登場箇所まで移動することが可能です。
まさにX-ray(レントゲン)のように本全体から見たい箇所を映し出せるのが電子書籍のすごいところですね。
5. 購入する前にサンプルを試せる
まだ洋書初心者のぽわろんは、新しい本を読み始める時、自分のレベルで読めるのかな?とやっぱり不安があります。
そんな時、サンプルをダウンロードして試し読みできるのも嬉しいです!
試し読みをしてみて、おや?文章が全然頭に入ってこないぞ?と思ったら「私にはまだ早い!」と一旦諦めるようにしています。
いつか原書で読んでみたい本もたくさんあるので、サンプルを読みつつ、時期がくればチャレンジしたいです(*^▽^*)
最後に
最近iPhoneで洋書ばかり読んでいると、夫に「そんなに読むならちゃんとKindleの端末買えばいいのに…」と言われます(^◇^;)
しかし、今のところ無料のアプリで充分楽しめています。それどころかすごい重宝してます。
洋書の世界が目の前に広がったことで、自分にとっては人生のわくわくが増えました♪
その世界を開いてくれたのがスマホのKindleアプリだったのは意外なことでしたが…。
次回から、面白かった洋書の感想など、シェアできるといいなと思っています!